MDaemonサーバv17.0リリースノート

MDaemon 17.0.0 - 2017年3月21日

特記事項

[17978] セキュリティ面や技術面から、F2|サーバ設定|サーバ 画面にある"APOP & CRAM-MD5を有効にする"の設定をデフォルトで無効化へ変更するようになりました。平文でのパスワードが流れることを避けるため、TLSを使用することが望ましい方法です。

[17977] Ctrl+S|送信者認証|SMTP認証 の「全体の認証パスワード」を廃止し、この機能を削除しました。

[18067] Ctrl+S|送信者認証|DKIM検証 のADSP関連の設定全部とCtrl+S|送信者認証|DKIM設定 のRS= タグの利用に関するオプション1つを廃止し、対象の機能を削除しました。

[17337] ブラウザベースのWorldClient Instant Messenger (WCIM)は、新しいXMPP WCIMサーバーとの互換性がない事からLookOutとWorldClientテーマから削除されました。

[8314] 「メールボックスパスワードを復元できない暗号化方式で保管する」オプション(下記をご参照下さい。)は既にインストールされているMDaemonでは、 互換性のない別の機能に依存している場合などに、その構成を変えてしまう事のないよう、デフォルトで無効化されています。ただし、セキュリティの観点か ら、可能な限り有効化する事をお勧めします。

[17122] WorldClient Instant Messenger (WCIM)がインスタントメッセージにXMPPプロトコルを使用するようになりました。XMPPプロトコルは、以前のチャットプロトコルとの互換性があ りません。新しいバージョンへアップデートしていないユーザーはアップデートしたユーザーとの間でインスタントメッセージの送受信はできませんのでご注意 下さい。 WCIMからOutlookとアドレス帳を同期する機能を削除しました。

主な新機能

[17122] WorldClient Instant Messenger (WCIM)のXMPP対応

WCIMがWorldClient独自のプロトコルではなくXMPPプロトコルに対応しました。これによりWCIMデスクトップクライアントは他の WCIMクライアントはもちろん、(モバイルクライアントを含む)MDaemonのXMPPサーバーへ接続しているサードパーティー製のXMPPクライア ントとも通信できるようになりました。

WCIMには、WorldClientへ接続し新着メール通知とメール数をカウントする「WCMailCheck」と、XMPPサーバーへ接続しインスタ ントメッセージを行う「WCIMXPP」という2種類の通信があります。バージョン17へアップデートすると、WCIMはIMの連絡先を古いシステムから 自動的にXMPP用に変換し、WCIMXMPPアカウントを生成します。

[10808] WORLDCLIENT DROPBOX連携

Ctrl+W|WorldClient (web mail)|Dropboxという新しい設定画面を追加しました。ここではDropboxの「app key」、「app secret」、プライバシーポリシーのテキスト入力が行えます。 連携サービスを有効化するのに必要な情報は、DropboxウェブサイトでWorldClientをDropbox「アプリ」として登録する事で取得でき ます。MDaemon側でこの作業は行えませんが、この設定を行う必要があるのは最初の1回だけです。 ナレッジベースの1166に関する記事で、 DropboxへWorldClientをアプリとして登録するための手順を確認して下さい。

「app key」と「app secret」を設定すると、WorldClientは自身のアカウントとDropboxのアカウントを関連付けできるようになります。最初に WorldClientテーマやLookOutテーマでログインすると、ページの上部にドロップダウンが表示されます。ユーザーが選択できるオプションに は、次回のログインでドロップダウンを表示する、今後ドロップダウンを表示しない、オプション |Cloudアプリ へ移動する、の3つがあります。オプション |Cloudアプリ 画面では、Dropboxの設定ボタンをクリックできます。このボタンをクリックすると、OAuth 2.0がポップアップ表示します。このポップアップウィンドウでは、ユーザーの接続先やWorldClientで必要な認証情報を指定します。また、この 画面にはプライバシーポリシーへのリンクと「Dropboxへ接続」ボタンも表示されます。「Dropboxへ接続」ボタンをクリックすると、 Dropboxのページへ移動できます。ユーザーがDropboxへログインしていない場合、Dropboxではログイン又はアカウントの作成を促す画面 へ移動します。このステップが完了すると、Dropboxで、WorldClientがアカウントへフルアクセスの権限を与えるかどうかを確認する画面が 表示されます。「許可」を選択すると、ユーザーはWorldClientの画面へ戻され、認証が完了したかどうかの結果が表示されます。認証が完了する と、ユーザーの画面では、メールの添付ファイルの隣にDropboxアイコンが表示されるようになります。アイコンをクリックすると、添付ファイルがユー ザーのDropboxアカウントの/WorldClient_Attachmentsフォルダへ保存されます。

WorldClientとLookOutテーマのメール作成画面では、ユーザーがHTMLエディタのツールバー左上にあるDropboxアイコンをクリッ クし、Dropboxアカウントのファイルを選択できるようになります。この機能を使うのに、ユーザーはオプション |Cloudアプリ 画面とOAuth 2.0でのアカウント設定は必要ありません。「app key」と「app secret」があれば、この機能を使用できます。

Dropbox連携は、デフォルトで無効化されています。全てのユーザーに対して有効にするには、"Dropbox連携を有効にする"のチェックボックス を有効にします。個別のユーザー毎に許可するには、管理者が各ユーザーのUser.iniファイル に"DropboxAccessEnabled=Yes"パラメータを追加します。

変更点と新機能

修正点

MDaemon は、 Alt-N Technologies, Ltd の登録商標です。
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